管理人はだれ！？

2022年9月17日「土曜日」更新の日記

不動産の賃貸経営をしている人は、通常入居者の募集にまつわることや退去手続き、そして定期点検といった物件の管理を、専門の会社に外注しています。「一括借り上げ」でトラブルが発生しやすいのは、「一括借り上げ」という形態が事業者同士の契約であることから、マンション等の大家は弱者である消費者とは見なされないということと、宅地建物取引業法第３５条の売買ではないので、重要事項説明が義務づけられていないことを抜きに語れないでしょう。サブリース（一括借り上げ）だったら、空室対策で悩む必要がなくなるなどの利点に注目しがちですが、保証される家賃は定期的に見直されるとか、修繕する際の費用はオーナー側が払わないといけないなどのマイナス面もあるということです。マンション投資と言うと、価格が低く抑えられ高利回りが期待できる中古を探す人がかなりいらっしゃいますが、中古のものでも、鉄道駅から10分も歩けば着ける買い物や通勤・通学に都合の良い場所に建てられていることが重要だと思われます。収益物件については、住む家としての物件だけと思うのは早計です。その他にも事務所を想定した収益物件も結構な数があるようですし、飲食店を想定した物件やら倉庫に最適化されている収益物件も見られます。