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先だって海外不動産投資が盛り上がったのは

2023年1月6日「金曜日」更新の日記

2023-01-06の日記のIMAGE
先だって海外不動産投資が盛り上がったのは、カンボジアやタイといったところにある収益物件が「この先相当値上がりするに決まっている」などと宣伝されたためであろうと思われます。「一括借り上げ」においてトラブルが発生するのは、「一括借り上げ」での借り上げ契約が事業者と事業者が交わした契約だと見なされていますので、不動産のオーナーなどは消費者として利益保護の対象にならないということと、宅建法で定められた売買契約とは違うので、重要事項説明がされないということから来ていると考えていいでしょう。アパート経営の特長としまして、悪く見ても一度に複数の入居世帯分の賃貸料が期待できるので、同じ資金を出すにしても、マンションへの投資と比べて利益率は良いと思います。不動産投資が儲かるかどうかの見極めで、よく使われるのは表面利回りなのでしょうけど、経費分を考慮する実質利回りに比べて、表面利回りだと収益性があるのかないのかを判断することは難しいです。マンション経営の健全性を測るために、年間収益を投資額で除して出てくる利回りを用いることが多いようですが、東京都市部と地方の物件について利回りで比較するのはしない方が無難です。人口増加を望めない地方においては、入居者が決まらない可能性が高いので、理想通りのマンション経営は困難だと言っていいでしょう。

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