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オーバーローンとアンダーローンの違いや対処法について

2023年6月26日「月曜日」更新の日記

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【オーバーローンやアンダーローンとは】 オーバーローンとは、住宅ローンの残債額が不動産の現在の価値を上回ってしまっている状態のことを指します。 一方、アンダーローンとは逆に住宅ローンの残債額が不動産の現在の価値を下回っている状態のことを指します。 オーバーローンになってしまうと、不動産を売却する場合に残債額を完済できないため、追加の資金が必要になります。一方、アンダーローンになると売却価格がローン残債額を下回ってしまうため、返済ができなくなる場合もあります。 【オーバーローンかどうかの調べ方】 オーバーローンかどうかを調べるには、住宅ローン残高と家の価値を比較します。 住宅ローン残高は、借り入れた金額から返済済みの金額を引いた残りの金額です。家の価値は、現在の不動産市場の動向や、周辺の住宅価格を考慮して、不動産鑑定士に依頼して評価してもらうことが一般的です。 もし住宅ローン残高が家の価値を上回っていた場合、オーバーローンの可能性があります。ただし、住宅ローン残高が家の価値を上回っていても、将来的に返済が可能であると判断されれば、オーバーローンとはみなされません。 オーバーローンになってしまうと、将来的に返済が滞ってしまう可能性があるため、早期に対処することが大切です。 【オーバーローンだった場合の対応方法】 オーバーローンだった場合の対応方法として、任意売却があります。 任意売却とは、住宅ローンの残高を完済できない場合に、銀行や金融機関に売却することで、残債を返済する方法です。 任意売却は、銀行や金融機関に物件を売却するため、市場価格よりも低い価格で売却されることが多いため、売却益が発生しない場合もあります。しかし、住宅ローンの残高を完済できるため、将来的な債務整理や自己破産を回避することができます。 また、任意売却後も住み続けることができる場合があります。これは、銀行や金融機関が売却した物件を買い戻すことができる「買い戻し権」を付与してくれる場合があるからです。買い戻し権が付与される場合は、任意売却後に家賃を支払って住み続けることができます。 ただし、任意売却は長期的な解決策としては不十分であるため、早期の対応が求められます。オーバーローンに陥る前に、住宅ローンの返済計画を立て、財務状況を把握することが大切です。 【まとめ】 以上、不動産を売却する際にオーバーローンに陥る可能性があること、オーバーローンの調べ方や対処法についてご紹介しました。不動産の売却を検討している方は、事前に必要な情報を収集し、適切な判断を行うようにしましょう。

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