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民法改正されたことによる違いや売却時のポイントについて

2023年7月19日「水曜日」更新の日記

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【瑕疵担保責任から契約不適合責任へ】 不動産の売却を検討している方にとって重要なポイントとなるのが、契約不適合責任と瑕疵担保責任の違いです。2020年4月に民法が改正され、瑕疵担保責任から契約不適合責任へと変更されました。これにより、売主と買主の権利・責任に変化が生じました。以下では、その概要と影響について解説します。 瑕疵担保責任とは、売主が不動産に瑕疵(欠陥)がある場合に買主が請求できる責任のことです。従来は、売主は瑕疵の有無にかかわらず責任を負っていました。しかし、改正後の契約不適合責任では、売主はあらかじめ合意した基準(契約内容)に合致しない場合に責任を負います。 具体的な影響としては、売主の責任範囲が狭まったことが挙げられます。瑕疵担保責任では隠れた瑕疵や未知の瑕疵にも責任を負っていましたが、契約不適合責任では既知の欠陥や合意に反する場合にのみ責任を負います。また、売主は事前に免責特約を設けることも可能です。これにより、売主と買主の契約内容が重要となり、不動産の売買契約時には慎重な対応が求められます。 【契約不適合責任と瑕疵担保責任の違い】 契約不適合責任と瑕疵担保責任は、不動産売買における売主と買主の責任を定める要素です。法的性質や対象、買主が請求できる権利などにおいて、両者の違いが存在します。 まず、法的性質の違いです。瑕疵担保責任は法律で定められた責任であり、売主が不動産の欠陥に関して買主に責任を負うことが求められます。一方、契約不適合責任は契約の履行に関する責任であり、売主が買主との契約内容に合致しない場合に責任を負います。 次に、対象の違いです。瑕疵担保責任では不動産の瑕疵に関する責任が対象となりますが、契約不適合責任では売買契約における合意事項全般が対象となります。売主は合意した条件や契約書に基づいて責任を負うこととなります。 さらに、買主が請求できる権利にも違いがあります。瑕疵担保責任では買主は売主に対して不動産の修繕や代金の減額、契約解除などを請求することができます。一方、契約不適合責任では買主は契約の履行を要求したり、損害賠償を請求することができます。 【契約不適合責任のもとで不動産売却するときのポイント】 不動産売却時には、契約不適合責任のポイントを押さえることが重要です。以下にそのポイントを解説します。 まず、既知の欠陥について注意が必要です。契約不適合責任では、売主は既知の欠陥については買主に事前に告知する義務があります。売主は隠蔽行為を避け、誠実な姿勢で欠陥情報を提供することが求められます。 次に、設備についても重要なポイントです。売主は契約書に明示した設備の性能や機能に合致することが求められます。買主は設備の不具合や不備についても契約不適合責任のもとで請求することができます。 また、免責特約にも注意が必要です。売主は事前に契約書などで特定の免責事項を定めることができます。買主は免責特約がないか確認し、売買条件に留意する必要があります。 【まとめ】 民法改正により、不動産売買における責任の枠組みが変わりました。瑕疵担保責任から契約不適合責任へと移行したことで、売主と買主の責任範囲や請求権が変化しました。不動産売却を検討している方は、契約不適合責任のポイントを押さえ、売買契約時に慎重な対応をすることが重要です。

空き家買取のメリット・デメリットを解説!

空き家買取は、所有しているが使用していない空き家を不動産会社や買取業者に売却する方法です。空き家を放置しておくと、維持管理の負担や地域の景観への悪影響などがありますが、買取によってそれらの問題を解消することができます。しかし、空き家買取にはメリットとデメリットがありますので、以下にご紹介します。

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メリット


1. 迅速な売却が可能: 空き家買取は、専門の不動産会社や買取業者が迅速に査定し、現金で買い取ってくれるため、手続きや交渉の時間が短縮されます。また、査定価格に合意すれば、すぐに売却手続きが完了することができます。


2. 煩雑な手続きの軽減: 空き家を一般的な方法で売却する場合、登記や契約書作成、仲介手数料など、複雑な手続きや費用がかかります。しかし、空き家買取では買主が不動産会社や買取業者であり、手続きや費用を一部負担してくれるため、所有者の負担が軽減されます。


3. 無駄な維持費の削減: 空き家は放置することで建物や庭の劣化が進み、維持費がかさんでしまいます。しかし、空き家買取によって建物の管理や修繕の責任が買主に移るため、所有者は維持費を削減することができます。


デメリット


1. 査定価格の低さ: 空き家買取では、一般的な方法での売却と比較して査定価格が低くなる場合があります。買主が中間業者であるため、手数料や利益を考慮した上での査定となるためです。複数の業者から査定を受けることで、適切な価格を見極めることが重要です。


2. 相場変動のリスク: 不動産市場は常に変動しており、売却時期や地域の需要によって査定価格が変動します。空き家買取では査定から即時に売却が行われるため、市場価格の変動リスクを負うことになります。相場を把握して、適切なタイミングで売却することが重要です。


3. 契約条件の制約: 空き家買取は迅速な売却を可能にしますが、その代わりに売主の契約条件は柔軟性が制約される場合があります。買主が特定の条件を求めることもありますので、売却時には注意が必要です。


まとめ


以上が、空き家買取のメリット・デメリットの解説になります。空き家買取は所有者が抱える悩みや負担を解消する手段として魅力的ですが、メリットとデメリットを理解し、自身の状況に合わせて判断することが重要です。


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